重曹ペーストの作り方
重曹は便利な洗剤とは言え、洗浄力においては市販の洗剤に劣ります。油ギトギトの換気扇フィルターや、魚焼きグリルの清掃において、もっと効率よく掃除出来ないか考えてみました。
そこで、市販の油落としのアルカリ洗剤で、重曹ペーストを作ってみました。(エコ掃除、ナチュラル掃除から少し脱せんします)
これは、別に洗浄力を高めようと言うのではなく、洗浄力は市販の洗剤からもらい、重曹からはペースト状のはり付く作用と研磨作用を、それぞれ貰い合体させようと思って、実験してみました。
(同じ、アルカリ性の洗剤。塩素系でもないので大丈夫だと思うのですが、試す場合は、あくまで自己責任でお願いします。責任は一切負いません)
油汚れで目の詰まった換気扇フィルター
重曹+キッチン用マジックリン
重曹+油汚れ洗剤(ヨゴレトレール)
どちらも、油汚れ落としようのアルカリ洗剤です。この洗剤自体、大変強力なのですがサラサラの液体なので、重曹ペーストの様になかなか洗剤を張り付けて置く事が出来ません。そこで、この洗剤で重曹ペーストを作ってみます。
重曹に水の代わりにキッチン用マジックリン(油落とし用)を加えていきました。
油ギトギトの換気扇フィルターに塗って、1時間程置きました。
(乾かない様、途中マジックリンを少しかけて放置)
左:重曹+水の重曹ペースト
右:重曹+マジックリンの重曹ペースト
汚れが浮き出て、茶色くなりました。
サッシブラシを使って水で洗い流すと、細かい部分の汚れまで、みごとにツルンと落ちました。すごい効き目です。
重曹+水でも落ちましたが、多少こすり洗いしないといけませんでした。重曹+マジックリンの重曹ペースト、重曹+ヨゴレトレールの重曹ペーストでは、本当に”つるん”という擬音語がピッタリ、気持ちいい程落ちました。
※塗装が剥げる場合があります。時に一度塗り直している換気扇フィルターや、少し剥げたたり傷ついたりしているフィルターは要注意です。また、アルミ剥き出しのフィルターは変色する事があるので、この方法は使わないで下さい。
※自己責任の上、お試し下さい
「重曹&クエン酸のエコ掃除」を